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マレーシア移住が注目される理由~資産保全・教育・ライフプランから考える新しい選択肢~

マレーシア移住が注目される理由~資産保全・教育・ライフプランから考える新しい選択肢~ | 海外移住
実際に、最近は芸能人でもマレーシア移住を選ぶケースが出てきています。タレントの優木まおみさんは、2024年8月から娘2人と共にマレーシアへ“母子留学”の形で移住することを発表しました。芸能活動を一時休止するという大きな決断に、不安を口にしつつも「子どもと一緒に英語を学びたい」と前向きな想いを綴っています。
 
こうした「母子留学」や「教育移住」への関心の高まりとともに、海外移住コンシェルジュ室にも、教育・資産保全・生活環境を見直したいという理由で、“検討段階から”ご相談いただくケースが日に日に増えています。重要なのは、「海外移住=ゴール」ではないということ。あくまで人生設計を見直すきっかけとして、その視点を持つことが大きな判断材料になるのです。
 
そこで今回は、今注目を集める 「マレーシア移住」について徹底解説!
国の特徴から税制・資産保全のメリット、そして教育や母子留学のリアルまで、幅広くお伝えしていきます。

 

 

◆ マレーシアってどんな国?

マレーシアは東南アジアに位置する多民族国家で、マレー半島とボルネオ島北部(サバ州・サラワク州)から成る国です。
イスラム教を中心とした文化的背景を持ちつつも、多様性と寛容性に富んだ社会が形成されています。
  • 首 都:クアラルンプール
  • 公用語:マレー語(英語も広く通じる)
  • 通 貨:リンギット(MYR)
  • 気 候:常夏(年間平均気温約27〜32℃)
  • 治 安:落ち着いている(ただしエリアによってはスリなどに注意)
  • 日本との時差は1時間。直行便も多く、距離的・文化的にも“移住しやすい国”として人気です。
 
日本人にも馴染みやすい文化と食生活
また、マレーシアには約2万人以上の日本人が在住しており、日本食レストランや日系スーパーも多く存在します。日本の食材も手に入りやすく、現地のローカルフードと合わせて食生活に不自由を感じにくい点もポイントです。さらに、街中の英語使用率は高く、初めての海外生活であっても戸惑いが少なく、“初めての移住先”として非常にバランスの取れた国だと言えるでしょう。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

◆ なぜ今「マレーシア移住」が注目されるのか?

他国と比較すると、日本は相続税や贈与税の負担が高い傾向にあります。今後さらに強化される可能性もある中で、資産保全の点でご不安を感じるご相談が増えています。また、国外から日本を見た時、円が弱くなっていることを実感します。
資産を複数の通貨で保有することも大事ですし、中小企業であれば、日本国内のシュリンクする経済の中だけでは絶対に足りません。今のうちに外貨を稼ぐという選択肢を持っておくことが重要になると考えています。他国と比較すると、日本は相続税や贈与税の負担が高い傾向にあります。今後さらに強化される可能性もある中で、資産保全の点でご不安を感じるご相談が増えています。
一方でマレーシアは、
  • 相続税・贈与税がゼロ
  • 一定の所得を超えるとマレーシアの方が税負担が軽くなるケースも
  • 仮想通貨の取引は非課税
と、資産を守る上で魅力的な制度が整っています。
当社は税理士法人を母体としており、「移住サポート」だけではなく、税務×資産保全×生活設計のトータルサポートを提供しています。
 
 
【日本とマレーシアの所得税比較表】
 
現在、国内では富裕層を中心に海外移住を検討されるケースが増加傾向にあります。外務省の「海外在留邦人数調査統計」によると、海外に3カ月以上居住する日本人のうち「永住者」は22年連続で増加しており、2023年時点で約70万人を突破。これは25年前の2倍以上の水準です。その背景にあるのは、相続税・贈与税の引き上げリスクや、国内資産に対する課税強化の流れです。
特に、事業承継や不動産を含む資産の代々の保有を意識するご家庭からは、
「このまま日本に資産を置き続けてよいのか」
「次世代に残すための選択肢は他にないのか」
というご相談を数多くいただくようになりました。
 
 

 

💡マレーシアの税制が注目される3つの理由
このような動きの中で、「マレーシア移住」が再評価されています。特に注目されるのは、資産保全・税制最適化の観点から見た以下のポイントです。
  • 相続税・贈与税が“ゼロ”
    マレーシアでは、1991年に相続税(Estate Duty)が廃止されて以来、相続税や贈与税は存在しません。日本のように相続税が最高55%かかる国と比べると、大切な資産をスムーズに次の世代へ引き継げる点は大きな魅力です。
  • 高所得層に有利な税率構造
    マレーシアの所得税は累進課税ですが、最高税率は30%で打ち止め。日本では最高55%まで上がるため、特に高収入の方や資産からの収益が多い方にとっては、税負担を大きく抑えることができます。また、日本のような住民税がないのもポイントです。
  • 仮想通貨取引が非課税
    マレーシアでは、仮想通貨の売買で得た利益には基本的に課税されません(事業として継続的に取引している場合を除く)。一方で日本には「国外転出時課税制度」という仕組みがあり、将来的には仮想通貨も対象資産に含まれる可能性が指摘されています。もし資産が1億円を超える場合、海外へ移住するタイミングで含み益に課税されるリスクがあるため、今のうちに移住を検討する方も増えています。
 
 

◆ 子どもの未来を見据えた「教育移住」のニーズが増加

かつての海外移住は「富裕層の資産移転」が中心でしたが、今では「教育環境を求めて子どもを軸に考える移住」が主流になりつつあります。
マレーシアでは、
  • 多様なカリキュラム(IB・ケンブリッジなど)
  • 手頃な学費で高水準の教育が受けられる(選択肢の幅も豊富)
  • 英語・多文化環境の中でのびのび学べる
といった理由から教育移住の人気が高まっています。
私たちはマレーシア現地法人「IU INTERNATIONAL SDN. BHD.」と、母体である国内税理士法人の両面から、 家族全体のライフプラン設計・現地生活サポート・税制対策まで一貫して支援しています。
かつての海外移住といえば、資産管理や節税といった「富裕層の資産移転」が主な目的とされていました。しかし、時代は確実に変わりつつあります。近年は、「子どもの教育環境を重視した家族単位での移住」が主流になりつつあり、その流れの中でマレーシアが注目を集めています。
特に30〜40代の子育て世代を中心に、”教育を理由にした海外移住”、いわゆる「教育移住」への関心が高まりをみせています。

 
💡なぜ今、教育移住先としてマレーシアが選ばれているのか?
マレーシアが教育移住先として人気を集めているのには、いくつかの明確な理由があります。
  • 多様な教育カリキュラム
    国際バカロレア(IB)、ケンブリッジ式(イギリス式)、アメリカ式など、複数の教育体系から選ぶことができます。特に「イギリス式」「アメリカ式」は主流であり、大学進学やキャリアを見据えた選択肢が広がります。
  • コストパフォーマンスの高い教育
    欧米諸国に比べて学費が抑えられており、かつ教育水準は国際基準に準拠しているため、コストパフォーマンスが高いと言えます。学校ごとの特色も豊富で、家庭の方針に合わせた選択が可能です。
    とはいえ、近年は円安の影響で学費負担が重くなり、母子留学から撤退されるケースも出てきています。だからこそ、お客様の状況を丁寧にヒアリングした上で、無理のない移住プランをご提案し、安心して新しい一歩を踏み出していただけるように私たちが伴走いたします。
  • 英語圏・多文化環境でのびのび育つ
    授業は基本的に英語で行われ、さらにマレー系・中華系・インド系をはじめ、多様なバックグラウンドを持つ子どもたちと共に学ぶ環境が整っています。異文化理解力や国際感覚を自然と身につけられる点も魅力です。

教育移住は“教育”だけでは終わらない──家族全体のライフプラン設計が重要に
とはいえ、教育移住には多くの課題や不安も伴います。学校の選定、現地での住居探し、医療やビザ手続きといった実務面はもちろん、日本との税制の違いや、将来的な帰国プランなど、家族全体のライフデザインが問われる場面も少なくありません。
そのような背景から、私たち「IU INTERNATIONAL」(マレーシア現地法人)と、グループの母体組織である税理士法人アイユーコンサルティングが連携することで、以下のような包括的な支援体制を整えています。
  • お子さまの個性に合った学校選びのサポート
  • 渡航・滞在ビザ、住居、保険等、現地生活の立ち上げ支援
  • 現地での生活アドバイスと日本との税制コンサルティング
  • 相続・資産管理も含めた長期的なファミリーライフプランの提案
 
 

◆ 「今のままでいいのか?」と感じたあなたへ

今の暮らし・働き方・教育環境・資産設計のままで本当に良いのでしょうか。
私自身、何度もASEAN諸国をまわり、「海外に出てみて初めて見える“日本の価値”」や、「自分たちが大切にしたいもの」を再発見してきました。
だからこそ、海外移住を無理に勧めることはしません。
しかし「そういう選択肢がある」と知るだけで、人生の判断軸は大きく変わると信じています。

 
 
初回相談無料!まずは“視野を広げる”ところから
私たち海外移住コンシェルジュは、ASEAN各国の現地ネットワークと税務の専門性を活かし、 「いますぐの移住」ではなく、「未来のための視野づくり」をお手伝いします。
「移住って実際どうなの?」「まだ考え始めたばかりなんだけど…」
そんな方も、情報収集やヒアリングからお気軽にご相談ください。
あなたの大切な“ミライ”の選択肢を、一緒に広げていきましょう。
 
今後の新しい取り組み
さらに、短期留学プランや現地視察ツアーといった「まずはお試しで海外を体感できる商品」も順次ご提供していく予定です。
いきなり移住を決めるのではなく、“体験しながら検討する”ための選択肢もご用意しますので、より安心してご判断いただけます。
 

 

著者

取締役/海外コンシェルジュ室室長
金澤 竜之介

公式X:@kanazawar2001
企業公式YouTube:@iuconsultinggroup ショート動画で海外のリアルを配信中📹✨

 

 

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