株式移転によるHD化と納税猶予制度の活用 ｜組織再編コンサルティング事例｜アイユーコンサルティンググループ

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株式移転によるHD化と納税猶予制度の活用

株式移転によるHD化と納税猶予制度の活用
クライアント名 Ｓ社
地域 大阪府
業種 薬局
売上高 50億円
経常利益 2億円
従業員数 150人
業歴 30年
社長の年齢 65歳
後継者の有無 有り　長男（取締役部長）
課題
  • 不採算店舗の整理
  • MAを行う際に資金調達
  • 自社株式の評価上昇
提供サービス 組織再編成コンサルティング
具体的な対策手法
  • 単独株式移転によりＳ社を完全子会社化
  • 不採算店舗、不採算エリアについてはHD会社を親会社として、会社分割により兄弟会社化
  • 店舗としての事業譲渡ではなく分割会社の株式譲渡を行う。
  • HD会社へ総務・経理部門の移転を行うとともに、HD会社にて資金調達機能も担う。他社の買収を行う際はHD会社にて株式を購入することも検討。
結果
  • 分割会社の株式譲渡により許認可を含めたM＆Aとし、M＆Aの早期実現が可能となった。
  • HD体制を取ることによって納税猶予制度を申請する際には事業が安定しているHD会社1社のみでの適用要件の充足が可能となり、納税猶予の適用が容易となった。
  • また、HD体制により事業会社の株価上昇部分は自社株式の評価上、一定の評価減を行えることから、社長の承継時のみならず長男から後継者への中長期的な株価の上昇抑制効果も実現となった。
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