各メディアでも話題！仲介実績7万件超の”優良工事店ネットワーク”とは？

　「当社と関わってくれているお客様や工事店、関係者の皆様に、ゆうネットと関わることができて良かったと思っていただけるようなサービスをこれからも提供していきたい」と話すのは、今年1月に株式会社ゆうネット（福岡市中央区天神）の社長に就任した岩尾哲社長。

同社は2004年の創業以来、工務店や塗装会社を紹介する仲介サービスを提供している。
「リフォーム業界は“クレーム産業”と言われるほどトラブルが後を絶たない。そんな中で当社は“優良工事店ネットワーク”という名前の通り、優良な工事店（工務店・塗装会社）の紹介を行っている」と話す。
同社の言う“優良”の基準は非常に高く、一定の基準をクリアし、かつ紹介後の顧客アンケートで高い評価を維持し続けている業者しか紹介しない仕組みを採っている。「お客様が安心してリフォームの相談ができるよう、万が一トラブルが発生した場合に当社が第三者として仲裁に入るサービスもあるが、通過率が１割を切る厳しい審査をクリアした工事店の方しかいないため、仲裁に入るケースはほとんどない」と自信を見せる。
現在全国40都道府県で1000社を超える工務店が登録しており、仲介実績は7万2000件に上る。

スマホの写真だけでOK！膨大なデータを活かした見積もりサービスが好調

　創業から間もなく20周年を迎えるゆうネット。現在、既存事業で蓄積した10万件以上にも上る膨大な見積データを活用した新サービス「スマホでらくらくリフォーム見積り」が好調だ。

リフォームを行う場合、まず相談者の自宅に業者が訪問。現地調査して数日後に見積を提出するのが一般的な流れだ。一方、同サービスを利用すると、相談者はリフォームしたい箇所をスマホで撮影し、専用サイトの申込フォームに写真をアップするだけで、最短で翌日に見積りが届く。20年以上にわたって蓄積されたビッグデータをもとに概算見積りを作成するため、実際の見積りとの誤差は10％以内というから驚きだ。見積り作成は無料、かつ同社からの営業は一切行わないスタイルを一貫しており、50代～60代を中心に問い合わせが増加しているという。「お客様は、手軽にリフォームの費用目安を把握できる一方で、工事店側も現地調査前にお客様の予算と見積金額とのギャップを埋めた上で商談を進めることができるため、双方にメリットがある」と話す。
同社では好調な既存事業を基盤に今後も新サービスを展開していく方針だ。

消費者と工事店の利便性を追求し続けることにより

　住宅リフォームの「最高の形」を創造し

　双方にとってかけがえのない存在となること

これは同社が掲げるビジョンである。
創業20年目を前に、新体制でさらなる成長拡大を目指すゆうネットの今後の活躍に注目だ。

＜代表の横顔＞

1982年12月25日。福岡県出身。大学卒業後、地元の不動産会社のリフォーム部で営業畑を歩む。その後、縁あって同社に転職。現場対応から広告周りまで広範囲の業務を経験。2023年1月より代表取締役社長に就任。