2024.10.9
下関市立大学で出張講義を行いました
10月9日、下関市立大学にて弊社スタッフが出張講義を行いました。
実施の背景
日本税理士会連合会が実施した「第6回税理士実態調査」の結果によると、全体の税理士に占める60代以上の割合は半数以上にも上ります。定年がないことや、税務署OBによる資格登録などさまざまな要因はあるものの、30代は約10%、20代に至っては約1%と若い世代の占める割合が極端に低い状況です。
それに伴い、後継者不足の問題も年々深刻化しています。当グループでも独自の制度を活用し、後継者不在の事務所をパートナー化するなど、廃業を未然に防ぐための取り組みを進めています。しかし、長期的な視野で業界活性化を図るためには、若い税理士の活躍が欠かせません。
こうした背景を踏まえ、まずは一人でも多くの若い世代に「税理士」への理解を深めてもらおうと、2020年より出張講義をスタート。今回は、下関市立大学経済学部の1年生を対象に実施。約50名の学生に参加いただきました。
講義の概要
当日は当グループのスタッフであり、同大学OBの牧が登壇。同大学卒業後、金融機関の勤務等を経て会計業界に入った経緯から、実際の仕事内容、学生のうちに取り組んでおいた方が良いことなど90分にわたってお話させていただきました。
最後のまとめでは「仕事のやりがいは人によって異なる。その中で自分は『人から信頼される仕事』を就職の軸としていた。紹介をいただける、感謝される、追加受注などがった時に『信頼』されていると感じる。それが私の仕事のやりがいです」と締めくくっていました。
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対象 | 学生 |
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参加人数 | 約50名 |