皆様、明けましておめでとうございます。

昨年はグループの土台をしっかりと築けた年でした。
“創業者”の役割はゴーイングコンサーンを目指す以上、
『自分が居なくとも持続的に成長できる組織を創ること』だと考えています。
そして“経営者”の役割は組織を引っ張っていく以上、
『視座高く視野を広げ、関わる全ての人達を豊かにしていくこと』だと僕は考えます。
事業承継を強みにしている専門家として、
常にゴーイングコンサーンを考えながら自分の役割を意識して仕事をしています。
組織は適材適所、僕は僕の役割を楽しみながら成長していきます。

今年は念願だった全国対応の事業承継専門部隊である『承継アドバイザリー部』を創設しました。
2025年問題の解決の一助になれるよう、そして中堅・中小企業の豊かさを守り
継続していくお手伝いしていきます。
並行して4月に大阪事務所移転、7月に山口事務所開設など、
税理士法人の横展開も強化していく１年とします。
また秋口にも面白いお知らせができると思います。

　
さて、今年の目標です。

まずは法人目標。
創業11年目を迎える今年の法人テーマは『適材適所で成長していく組織創り』です。
幹部中心の組織運営の仕組みを土台に、マネージャー・リーダー、
そしてエキスパート・チーフを中心とした各事務所運営を行っていきます。
自分の役割をしっかりと認識し、中期（3年）・短期（1年）の目標を立て、
切磋琢磨しながら成長していく組織創りを目指していきます。

次に個人目標は『視座を高め視野を広げ創業経営者として成長する』とします。
昨年は一昨年と異なり、新規事業注力ではなく
グループの中核を担う2つの税理士法人の土台創りに注力しました。
おかげでどちらの税理士法人も、僕が居なくとも継続はできる体制になってきています。

2024年はこれからの10年、創業20周年を見据えたグループ発展の土台を創る年と定め、
グループ各法人も個人も『成長』にこだわっていきます。

企業は経営者の器以上に大きくはなりません。
創業10年で創業経営者としてのポテンシャル的な部分は発揮できました。
ここからは僕自身の伸びしろの問題です。
まだまだ成長できると考えています。
居心地のいい世界から飛び出して、成長痛を再度味わう年にしていきます。

IUグループは幸いにも毎期増収増益増員を続けており、
優秀で有能な税理士・公認会計士・スタッフたちが多数在籍しています。
今年もSS（Staff Satisfaction ）に力をいれ、SSの充実を図ることが
CS（Customer Satisfaction ）の満足度向上につながると信じて精進していきます。
スタッフ全員が力を最大限に発揮できる環境や仕事を用意することは、
経営者としての重要な役目の1つです。
スタッフ全員が、働きがいがあり、厳しくも楽しく仕事ができ、仕事に誇りを持ち、
公私ともに充実した毎日を過ごすことができるグループ創りに今後も励んでいきます。
　
皆さま、本年もどうぞよろしくお願いいたします。